ポリオの定期予防接種は、平成24年9月1日から生ポリオワクチン(口から飲むワクチン)から不活化ポリオワクチン(皮下に注射するワクチン)に一斉に切り替わりました。
これに伴い、江東区のポリオ定期予防接種は、これまで春と秋に行なっていた集団接種から、指定医療機関での個別接種に変わり、通年で接種できるようになります。
なお、平成24年10月23日から、追加接種(4回目接種)についても有効性と安全性が確認されたため、定期接種に追加接種が含まれることとなりました。


●4回(初回3回、追加1回)の接種が必要です

生ポリオワクチンは2回接種でしたが、不活化ポリオワクチンは初回接種として20日以上の間隔をおいて3回、追加接種として初回接種終了後6か月以上の間隔をおいて1回、合計4回の接種が必要です。
なお、これまでに接種した生ポリオワクチンの接種回数及び海外等での不活化ポリオワクチンの接種回数により、今後必要な接種回数が異なります。下記を参照し、必ず母子手帳で記録を確認の上、必要回数を接種してください。
また、自費で接種された場合の接種費用の返還は行っていませんのでご注意ください。

【これまでの状況】
▼不活化ポリオワクチンの必要接種回数▼
・生ポリオワクチンの接種を受けていない方⇒4回(初回3回・追加1回)
・生ポリオワクチン1回接種済⇒3回(初回2回・追加1回)
・生ポリオワクチン2回接種済⇒接種の必要はありません
・すでに不活化ポリオワクチンを1~3回接種済⇒不足回数分接種を受けてください


●接種対象者
生後3か月以上7歳6か月に至るまでの方
【標準的な接種期間】
・1期初回接種⇒生後3か月~12か月に達するまでの期間
・1期追加接種⇒1期初回接種(3回)終了後、12か月~18か月に達するまでの期間


●接種方法
・1期初回接種⇒20日から56日までの間隔をおいて3回
・1期追加接種⇒初回接種終了後、最低6か月以上の間隔をおいて1回


●予防接種記録票等が変更になります
平成24年の春までに江東区が発行した「ポリオ予防接種記録票」「ポリオ予防接種予診票」」は生ポリオワクチン(集団接種)用です。お手元に未使用の用紙がある場合は、今後は使用できませんので破棄して下さい。


●予診票等の送付について
平成23年4月から平成24年7月生まれの方には用紙を発送しました。
平成23年3月以前の生まれの7歳6か月未満の方で、生ポリオワクチンの接種が2回完了していないお子さんにつきましては、予診票の送付は行ないませんが、区内指定医療機関で予診票等を受け取り接種することができます。
接種歴を確認し、母子手帳をお持ちになって指定医療機関で接種を受けてください。