2016年09月08日

平成28年9月1日現在、千葉県、東京都、関西の一部で複数の麻しん(はしか)患者の発生が報告されています。
麻しんは大変感染力の強い疾患ですので、麻しんと思われる症状がある場合は、以下のことに注意していただき、早めに医療機関を受診して下さい。

【麻しん(はしか)とは】
麻しんとは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、一般には「はしか」と呼ばれています。麻しんの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強いと言われています。感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、一度、解熱しますが半日から1日後くらいに再び39℃以上の高熱と発疹が出現します。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

【医療機関を受診する場合は】
麻しんが強く疑われる症状(発熱、咳、鼻汁、皮膚の発疹、目の充血、口腔内に白斑など)がある場合は、医療機関を受診して下さい。
受診する際は、必ず事前に医療機関へ電話し症状等を説明したうえで、医療機関の指示に従って受診するようにお願いします。

【MR予防接種について】
「子どもの定期予防接種」
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麻しんに関する詳しい情報は、厚生労働省のホームページをご参照ください。
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